プロテインはなぜ必要か?

日本語の「タンパク質」を英語では、「Protein(プロテイン)」と訳します。
そのプロテインの語源となるものは、ギリシャ語の「proteios(プロテイオス)」で、この意味は「もっとも重要なもの」を表したそうです。

その言葉があらわす通り、タンパク質は、『タンパク質・炭水化物・脂質』の三大栄養素の一つです。エネルギー源になったり、カラダを作る材料になる大切な栄養素でもあります。
三大栄養素と括られるくらいなので、カラダにとってとても重要な栄養素、ということがわかりますね。

人間の体は約10万種類のタンパク質から構成されていて、タンパク質はわずか20種類のアミノ酸が数十~数百個以上の鎖状につながってできているものです。
また、20種類のアミノ酸のうち9種類は体の中で作り出すことができないため、食べ物から摂ることが必要です。
そしてタンパク質が不足すると、筋力低下・倦怠感・疲労感・肌・髪・爪のダメージにもつながります。

そこで便利なのが、日本でよく聞く意味での「プロテイン」です。
日本ではプロテインというと、水や牛乳に溶かして飲む、パウダー状の栄養補助食品のことを指すことが非常に多いです。ボディビルダーなど本格的な肉体づくりをする人だけが飲むイメージが強いですが、現在では、運動をしていない人にとっても食事だけでは補えないタンパク質を補うための目的として有効活用されています。

現代の食事だと、タンパク質を意識して摂ろうとすると、脂質やカロリーが高い食材も多く存在するため、肥満や生活習慣病を招く元となってしまいます。
その点で一般食品よりも、低カロリー・低脂質・高タンパクである「プロテイン」ならば、うまく補うことができるのです。
最近では、プロテインヨーグルトやプロテインカレーなど、プロテイン食品と言われるタンパク質が高配合された食品も販売されていますので、効率的にそしておいしくタンパク質を補うこともできます。

関連記事

TOP